日本農業の現状と将来?

        未来の農業

40%台にとどまる低い食料自給率、人口の3%に満たない農家が日本の食糧の大半を支え、かつ農家の高齢化と減少と、幾多の難問を抱える日本農業。農業を覆う問題の構造を明らかにし、農業改革の方策を探る。  農水省統計によれば、2008(平成20)年の農業総産出額(概算)は8兆5千億円このうち耕種部門の産出額は5兆8,248億円(農業総産出額に占める構成比68.7%)である。日本の農業就業人口は毎年十数万人ずつ減り続けており平成20年で298万人。このうち約半数の140万人を70歳以上の高齢者が占め、20年後を担う39歳以下は35万人にとどまる。同様に漁業人口も、漁に出る17万人の男性の5割が60歳以上の高齢者が占める。  主要先進国の中では最低の39%(2006年)という食料自給率の低下、後継者不足、耕作放棄地の増加、農業人口の長期減少、グローバル化に伴う輸入農産物の増加による競争力低下、といった深刻な現状が浮かび上がる。日本農業の衰退が止まらない。
また、現在の肥料は化学的に科学物質を合成した化学肥料が畑や田んぼの土中に蓄積されていき土の中の生態系を崩し、微生物のバランスが取れなくなり、生きた土ではなく、死んだ土へと変わっていきます。生産者の人達は化学肥料を使い始めた頃には、まだそれまでの地力が残っていたので、化学肥料は魔法の薬のように言われ、作物もちゃんと育っていました。しかし、その地力が失われるに従って弊害が起こって土はかたくなり良い作物が作れない、そこで益々化学肥料を入れ農薬を使うというような悪循環に陥ってしまいました。そんな野菜や果物等を動物や人間が食べることにより原因不明の病気が多くなってきているのも事実です。
有機栽培や自然農法の畑の土は、山の土のようにふかふかして腐葉土の独特な匂いがします。それに対して、化学肥料や農薬で死んだ畑は、土がガチガチに固くなり生き返らせるには、何年もの年月が必要です。しかし、有機肥料も有機物が微生物によって完全に分解されていない状態では、悪臭、ガス発生、害虫発生等の問題があります。
此れからの日本の農業生産は世界一を目指し、安心・安全な農産物や加工品を生産することで自給率を100%まで上げ世界へ日本の農産物を輸出していくことです。マーモ30は、日本の農業を基本から改革をし食の安心・安全な環境改善を実行しながら自給率を上げて行き、農業生産大国を目指して行く為のお役に立てるものと思っています。

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